ピアノは2歳からでもできる

昔から子どもの習い事としてピアノは人気ですが、幼少期(2~3歳)からピアノを習うことは発育にも良い影響をもたらします。

しかし子どもにピアノを習わせたいとは思っても、どうやって教えたらいいのか分からない、教室に通わせるべきなのだろうか?と悩む人も多いと思います。

そこで今回は、幼少期からピアノを始めるメリットと、子どもへの教え方のポイント、教室に通うべきかどうか?について詳しく解説します。

ピアノのレッスンは2歳にはすこし早い

「絶対音感を身に付けるなら、子どもの年齢が低いうちからピアノを習わせたほうが良いのではないか」と考える人が多いと思います。

しかし、2歳の子どもにはピアノレッスンは少し早いと言われています。

そもそもピアノを弾けない

ピアノはとても大きな楽器ですし、鍵盤を弾くにもそれなりの力が必要です。大人であっても、手の小さい人などは音階を弾くのに苦労することもあります。

まだ体の発達が十分でない2歳の子どもには、そもそもピアノを弾くための十分な力が備わっていません。ピアノに触れさせたい場合は本格的なものではなく、まずはおもちゃのピアノから始めるのが良いでしょう。

レッスン中にじっとしていられない

ピアノのレッスンは1回あたり30〜40分ほどのことが一般的ですが、小さな子どもだと集中力を保てない場合が多いです。長時間椅子に座ってじっとしていることが難しかったり、途中で飽きてしまったりといったこともあるでしょう。

2歳からピアノのレッスンを受けるのであれば、じっと座って先生の話を聞くようなものではなく、体を動かしたり歌を歌ったりするようなレッスンを取り入れている教室を探すのがおすすめです。

幼少期には音楽との触れ合いをメインにするのがおすすめ

幼少期からピアノを習わせるのであれば、まずはピアノを弾くことよりも「音楽と触れ合うこと」をメインにしたレッスンを受けるのがおすすめです。

具体的には、リトミックと呼ばれるものです。リトミックとは、ピアノなどの音に合わせて体を動かしたり手を叩いたりして楽しむ活動のことで、音楽感覚やリズム感、運動能力を養うことができます。

リトミックを通して音を楽しむ感覚や自分を表現することを身に付けた後、ピアノのレッスンに移行するとスムーズにステップアップしていくことができるでしょう。

幼少期(2、3歳)からピアノを始めるメリットとは

一般的に、ピアノは始める年齢が低ければ低いほど上達が早いと言われています。その他にも、幼少期からピアノをはじめとした音楽に触れることは、発育の上でもさまざまなメリットがあります。

脳の発達に良い影響をもたらす

ピアノを弾くことは、目、手、耳、脳など体のさまざまな部位を同時に使う活動です。

  • 楽譜を読む
  • 鍵盤を叩く
  • 自分が弾いている音を聴く

特に、脳の機能は3歳頃から急速に発達すると言われているので、この時期に音楽に触れることで脳に良い刺激を与えられます。

また、すこし成長して両手でピアノを弾けるようになってくると、左右の手を同時に動かすことで左脳、右脳両方の活性化も見込めます。

自己表現力が身に付く

ピアノは楽譜通りに弾くことも大切ですが、それよりも自分の感情を音に乗せて表現することがとても重要になります。

幼少期からリトミックなどを通して音楽に触れていると、だんだんと「自分の気持ちを音楽で表現すること」が身に付いてきます。

また、ピアノ教室に通うとコンサートや発表会で自分の演奏を披露する機会もあるでしょう。場数を踏むことで、自己表現力が磨かれていくことは間違いありません。

子どもへのピアノの教え方

最初からピアノ教室や音楽教室に通うのもいいですが、まずは家でピアノに触れさせたい、音楽に触れさせたいという方も多いでしょう。そんな方に向けて、小さい子どもへのピアノの教え方のコツを解説していきます。

子どもへのピアノの教え方

すぐ触れる場所にピアノを置いておく

まずは、すぐに触れる場所にピアノを置いておきましょう。2~3歳の場合はおもちゃのピアノでも十分ですし、集合住宅であれば電子ピアノなどでも構いません。

小さな子どもの場合、まずはピアノや音楽に興味を持ってもらうことから始めるのがおすすめです。興味を示して自分からピアノを触り始めるのがベストですね。

親がピアノを弾ける場合は、子どもがいるときに弾いてみましょう。親が楽しそうにピアノを弾いている様子を見せることで、子どもがピアノや音楽に興味を示すかもしれません。

知っている曲を「ドレミ」で歌ってみる

知っている曲や、子どもが好きな曲を歌詞ではなく「ドレミ」の音階で歌ってみるのもおすすめです。音を覚えることで、ピアノで弾いたときにスムーズに弾けるようになるためです。

「ドレミ」の音階と音を結びつけることで音楽感覚が身に付き、音への理解も深まります。

昔から親しまれているような童謡や、ドレミの歌など簡単なものからでかまいません。まずは楽しんで歌うことから始めてみると良いでしょう。

日常的に音楽に触れる

幼少期はピアノだけでなく、さまざまな音楽や音に日常的に触れることがおすすめです。たとえば

  • 音に合わせて手を叩く、リズムを取る
  • 音楽に合わせてダンスをする
  • 親子で一緒に歌を歌う
  • ピアノ以外の楽器にも触れてみる

こういった活動を通して、ピアノを弾くために必要な音楽感覚やリズム感が養われていきます。

たとえば親子で一緒にお風呂に入っているときに歌を歌うなど、日常的に音楽に触れる機会をつくるのがおすすめです。

幼少期からピアノ教室に通うべきか?

小さい頃からピアノや音楽に触れるメリットは分かったけれど、家庭で独学でやるのがいいのか?教室のレッスンに通わせるべきか?悩む方もいると思います。

結論から言うと、小さい頃からピアノ教室や音楽教室に通わせるのはとてもおすすめです。

最近では、2歳から受講できるリトミックのレッスンなどを開講している教室も増えてきています。幼少期からピアノ教室に通うことには、さまざまなメリットがあります。

さまざまな音や楽器に触れられる

ピアノ教室や音楽教室にはさまざまな教材や楽器がそろっているので、幅広い音や楽器に触れることができます。家庭だとピアノを始めとしていろいろな楽器をそろえるのは難しい場合もあるので、これは大きなメリットと言えるでしょう。

協調性・コミュニケーション能力が身に付く

2~3歳向けのピアノやリトミック教室は、複数人のグループでレッスンを受けることがほとんどです。

同世代の子どもたちと、時にはグループになったりペアになったりしてレッスンを受けることもあるかもしれません。こういった経験を通して、協調性やコミュニケーション能力が育まれます。中には、親子で一緒に参加できるレッスンを開講している教室もあります。

幼児におすすめのピアノ教室【Colorer Maison音楽教室】

千葉県松戸市にあるColorer Maison音楽教室は、小さな子どもでも通える地域密着型のピアノ教室です。

ピアノ教室ですが、「歌って踊る」というすこし変わったコンセプトでレッスンを行っています。特に小さな子ども向けには、音に合わせて歌ったり体を動かしたりしながら音楽感覚を身に付けていくレッスンをしています。

講師は大学時代からピアノ講師として活動していて、子どもへの指導経験も豊富です。きっとピアノや音楽を好きになれるようなレッスンをしてくれますよ。

まとめ

今回は、幼少期(2~3歳)からピアノを始めるメリットや、小さい子どもへのピアノの教え方などについて解説しました。

小さい頃からピアノや音楽に触れることは、脳の発達に大きな効果をもたらします。また、ピアノを通して「音に乗せて自分を表現する力」が身に付くので、自己表現力もしっかりと育まれます。

自宅でピアノを教えることもできますが、さまざまな音に触れられる、協調性が身に付くといった観点からピアノ教室に通うのがおすすめです。2歳から通えるコースを開講している教室もたくさんありますので、ぜひ自身の目的に合った教室を探してみてください。

若返りも期待? Previous post 若返りも期待?手軽に摂取できるNMNサプリメントの仕組みと効果を徹底調査
電話占いは本当に当たるのか? Next post 電話占いは本当に当たるのか?優良サイトの見分け方のコツも紹介